釣り日誌 2009


01/05

  こんな時期から釣りをするのは久しぶりだが年末に行けなかったので、天気を見計らい単独釣行。行きの峠では雪が積もり、寒々とした風景だ。最初は東に船を走らせたがな〜んにも釣れなかったのでハマチの沸いているはずのタカテに移動。結局ココで2時間ほどハマチの入れ掛かりで、一ダースだけ確保して終了。南風の時にこの礁は風裏となる。冬の日本海のひとときの凪を楽しむことができた。


01/23

 日本海の冬は荒れることが多く、曜日に関係なく釣行しないとノーチャンスである。前回以来はじめての冬凪の一日だった。最初はイカを狙ってアサグリ周りで探ったが反応がなかったのでお土産釣りに転じてタカテ漁礁に移動。この日も前回同様タカテは完全な釣堀状態。一帯が巨大なハマチ生簀と化している。「お前ら、ここばっかりにいないでどっかに行ったら?」と思わず口に出るくらいの入れ掛りが続く。

 ちょっと見づらいが魚探もご覧のとおりの反応が延々と続いていく。とにかくジグを放り投げれば掛かってくるのである。1時間で1ダース超釣ったあたりで家に電話すると「配るからもっと釣って来い」との指令が出たのであと1時間延長して、実釣2時間、2ダースプラス4匹、クーラー満タンで帰る。もうハマチはいいや!。


02/05

 今日は某県職員との打ち合わせを小浜でおこなったのである。従ってこれは遊びではなく、仕事なのである。そして打ち合わせの合間にちょっとだけ釣りをすると、またまたハマチがいっぱい釣れただけのことなのである。前回よりも食いは悪かったものの無風ベタ凪の海で2ダース以上のハマチを持って帰ったが、これもこの食糧危機の時代に、少しでも皆に配って危機を乗り切ってもらいたいからである。従ってこれは単なる遊びではなく、社会奉仕なのである。下の写真は最近少し太った某県職員が竿をしならせている写真。よほどの大物かと二人とも期待したが、腹掛りのスレでした。


04/06

 3月は天気が悪い日が多く、船が出せなかった。やっと釣りシーズン開幕!というわけで朝霧が晴れた8時過ぎに出発。うねりのない快適な天候で30分ほどでマルグリ到着。狙いはアジ、サバである。しかしこれがなかなか釣れない。底のほうで当たりがあっても途中でバレたりしてなかなかあがってこない。型も小さいようだ。2時間ほど粘ったが結局アジとサバ一匹づつしか釣れなかった。他の遊漁船やメンバーもあまり釣れていなかったようなので、見切りをつけ、根魚狙いにポイントを移動。

 初めはタイカブラで粘ったがノーバイト。ポイントを変え、今度はインチクで狙ってみたが、なかなかヒットしない・・・。少し諦めかけたところで、やっと一匹、35センチのアコウ(キジハタ)ゲット!。すぐにもう一匹、続いてカサゴ、そしてまたアコウ・・・。地合いとはこのことを言うのだろう。やっぱりなんでも諦めずに頑張れば、結果が出るものですね。


04/11

 今日は天気も良く、波も風も無かったので、東グリで様子を見た後、少し足を伸ばして常神半島の北東まで行ってみた。写真左が半島の先端で、右の島が御神島である。波が無いとこんなところも一時間掛からないで到着できる。外洋を20ノット超で走るのはなかなか楽しいことである。しかし、釣果は先回同様アジサバがまったく釣れない・・・船はけっこう出ているのだが、どれも釣れていない。言い忘れたが今日は友人のSがサビキ係、私は最初からインチクという作戦である。

 東に戻り、西グリ、県漁礁群・・・と順番に攻めてゆくがサビキ係がアジを数匹追加しただけ。そのうち私のインチクに当たりがあり、上がってきたのがこれ、ウッカリカサゴ(多分)。以前御前崎で釣ったことがあるが日本海では初めてである。2時まで粘ってサビキを頑張ったのが少し失敗だったかも。最後の1時間だけポイントを変えて二人ともインチクを落とすと、メバル、アコウ、ガシなどがポツポツ釣れたのであった。


04/18

 今日は何の迷いもなく、冠島を目指した。今現在、ここ以西でしかハマチ、メジロは釣れていないのだ。一時間はかかるかな?と思っていたが、平均22ノットの速度で45分で到着。凪の日はけっこう遠くまで行くことができる。着いた早々、。ゆっくりと流れる潮に乗ってジグを落とすと・・・何回目かにハマチがガツン!と当たる。よしよし、ボーズは逃れたぞ!。その後もポツポツと当たり、5匹釣ったあたりで、周囲が俄然賑わしくなる。

 ジギング船は来るわ、餌釣り船は来るわ・・・天気の良いベタ凪の土曜日とあって冠島の北にある大グリは大変な賑わいだ。ここは水深100mから20mまで立ち上がる、絶好の天然漁礁なのだ。釣り場も広い。小浜のジギング船T丸もすぐ近くにいる。

 結局昼ごろは潮止まりで釣れず、2時過ぎから釣れ始めたが、2匹バラシで一匹追加しただけに終わった。期待していたメジロは釣れなかった。今度は丹後半島まで足を伸ばしてみよう。最後に島の北40mラインの岩場にインチクを落とすと、30分でカサゴが2匹釣れた。今度真剣に狙ってみよう。最近の私は少しインチクにハマッているのだ。


04/30

 冠の小島の大グリは遊漁が10時解禁だ。従ってマリーナは9時に出発すればよいのだ。最初渋かったが11時ごろからクーラー満タンで納竿の2時半までハマチが入れ掛りであった。上針と下針に2度もダブルで掛かってきたりと活性が高く、45〜50cmの、今の時期にしてはけっこう脂の乗った魚体が30本釣れたがバラシも多く、10匹ほどバラシた・・・対策を練らねばならぬ。針を少し大きくて太いものにしてみよう。同じマリーナの仲間が2隻いたが、2隻ともメジロを上げていた。バラシた中にメジロがいたかも知れぬ・・・そんな気がする。

 たくさん釣るのも考えものだ。帰り際に4軒、帰ってから3軒に配り歩いた。今日はカメラを忘れた。 上の写真は携帯で、下の写真はマリーナにて。腕が棒のようになりました・・・。


5/10

 今日は渋かったぁ・・・。魚探には魚群が映るのに釣れない。大きなナブラが出ているのに釣れない。あとで腹を割いてみたら、ジギングで釣れたハマチには2センチほどのムギイカ、ナブラのそれにはシラスが入っていた。どうりでね、釣れないわけだ。サビキでメジロをあげた人がいたらしいが、それが攻め方の正解だったようだ。海は、というより自然は刻々と変化している。昨日と今日のベイトが違うこともあるのだ。臨機応変に対応しないとダメだね。二人でハマチ8匹でおしまい。今度こそメジロ釣るぞ!。


6/06

 久しぶりの釣行。今日は友人のSに自作のサビキ針を付けた仕掛けを渡し、最初水深90mラインでアマダイを狙ったが不発。昼ごろは鳥のナブラを追いかけてジギングをしたが、コレも不発。諦めて浅場でインチクと餌釣りをして坊主を免れた。上の写真のキジハタは41センチ。今までで最大である。後はメバル、キジハタ(小)、ガシラ。最後に湾内で少しキス釣りを試すが、型がいまいちであった。それらの煮付けの写真を貼っておこう。なんといっても根魚は煮つけが旨い。

 3匹しか釣れなかったキスも一緒に。その横が肝・・・コイツも旨い。コツは煮付ける前に熱湯をくぐらせること。これで臭みを消すことができる。


09/06

 久しぶりの釣行。夏場天気の悪かったことや、全国食い歩きをしていたこともあってなんと3ヶ月ぶりの小浜となった。しかもじょしゅが「泳ぎたい!」と言って付いてきたため、どちらかというと潜りモードで、その前にちょっと釣りしてみるか・・・という感じで一人で出掛けてジギング。ポイントに着いてすぐに、あと5センチでメジロと呼ばれるハマチを釣り、直後に水面近くにあの懐かしいシイラの群れを見つけてすぐにキャスティング。久々にシイラの強烈な引きを堪能した。その後少し場所を変えてジグを落とすと、あと2センチでメジロと呼ばれるハマチが釣れた。どれも夏場にしてはけっこう脂が乗り、美味であった。

 昼前にじょしゅを迎えにマリーナに戻り、湾口の岩場に船をアンカリングしてさっそく遊ぶ。この時期海水温は27度で、温かい。最初に海に飛び込んだじょしゅが「アワビが一杯いるよ〜〜」と叫ぶので道具を渡し、採ってくるように言うと、採ってきたのはイワガキであった。後で聞くと、「今日初めてイワガキが分かった」と喜んでいる。・・・ちょっと待てよ・・・今までの親不知は一体なんだったの?。

 当然夕食は刺身とイワガキのフライ。イワガキのフライって本当にあっさりしているね。いやぁなかなか充実した一日でした。


09/22

 そろそろ青物とアオリが・・・と思い、友人のSと様子見に出掛けたが、午前中はサビキ、ジギングともに反応無し。昼ごろから浅場の岩礁地帯に船を流してアオリを狙ったが、100g〜200g前後のサイズがポツポツと掛かってくるだけで、去年のような反応は無い。帰り際にインチクでアコウを釣ってなんとか今夜のおかずを確保し帰ってきた。海って毎年様子が違うよねー。


10/16

 明日は雨だと分かっていた。しばらく行っていない。来週から2週間は行けない。サワラが釣れはじめた。これらの要素が釣行決定の要因だ。で、魚菜を誘ってみると、「一昨日休んだところですので週休5日になりますが、行きます!」とキッパリ。大変分かりやすいヤツだ。典型的な給料泥棒タイプである。「民間会社で私が社長なら、(自分を)絶対辞めさせます!。」とこれもキッパリ断言するところが完璧に開き直っており、好感が持てる(笑)。

 今日は最初から冠島周辺を探ってメジロ、あわよくばブリを釣り上げるつもりであったが、出掛けにマリーナのおとんが「東にしかおらんよー」と正反対のアドバイスをくれたので、とりあえずは東グリを覗いた。すると一投目から良型のサワラが釣れ、次にも更に大きなサワラが釣れた。魚菜にも良型のハマチ(あと2pでメジロ)が釣れ、アオハタも釣れた・・・。これはもちろん結果論だが、本日はここら周辺で粘るべきであった。私としてはボーズを逃れてお土産を確保したから、次はいよいよ予定通りブリだ!とばかりに欲張って冠に向かったのである。これが見事に裏目に出て・・・私はボーズ。魚菜も終了間際にハマチを1本掛けただけで終わってしまった・・・。ううむ・・・同じ釣果でも前半より後半に釣れたほうが満足度が高いよなぁ。なんとなく敗北感の漂った帰路になってしまった。


11/27

 ちょっと時間があったのでふらりと出かけた。あんまり釣れなかった。キジハタ2匹とハマチ2匹で終了。帰りに三方五湖周辺を見て歩くが、常神半島の付け根でなかなか雰囲気の良いところである。岐阜にも近いし、マリーナ変えようかなぁ。


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